最近、ここで展示された発射機が実際に製造されてUSS Carl M. Levin (DDG 120)に搭載されました。この発射機は形状からおそらく起倒式で、水平に向けてミサイルを装填し(写真の状態)、発射時は90°起こして垂直に発射する運用となる可能性があります。これに関連して新たなレーダ等の搭載は無いようですので、艦がもともと持っている捜索手段(レーダおよび可視/IRセンサ)で目標を探知し、それに従い交戦するのでしょうか。
William W. Camp, Joseph T. Mayhan, and Robert M. O’Donnell, "Wideband Radar for Ballistic Missile Defense and Range-Doppler Imaging of Satellites", Lincoln Laboratory Journal, Vol. 12, No. 2, 267-280 (2000).
ペンシルベニア州立大・応用研究所(Applied Research Laboratory)は対魚雷魚雷(CAT: Countermeasure anti-torpedo torpedo)を開発し、これを用いるハードキルシステムは2013年にUSS George H. W. Bush (CVN 77)に搭載されました。他の空母にも搭載され搭載艦は4隻になりましたが、このプログラムは中止され撤去が開始され搭載艦は2隻まで減少しました。
ONRのプログラムでペンシルベニア州立大・応用研究所(Applied Research Laboratory)は共通超軽量魚雷(CVLWT: common very light weight torpedo)を開発し、これを改良して対魚雷魚雷(CAT: Countermeasure anti-torpedo torpedo)として用いるハードキルシステムは2013年にUSS George H. W. Bush (CVN 77)に搭載されました。他の空母にも搭載され搭載艦は5隻になりましたが、このプログラムは中止され撤去が開始され搭載艦は2隻まで減少しました。
先日FY26のPBが公開されましたが、興味深いことに水上艦用対魚雷ハードキル手段の開発を再度行うべく計上されています。水上艦搭載型ATTの開発が一旦終了したのは変わりませんが、今度はNIXIE HK (NIXIEはSLQ-25のこと、HKはHardkill)としてされます。迎撃体はCRAWを流用するようで、CVLWTは当初からマルチプラットフォームを志向していたこと、NG VLWTはヘリコプターからの空中投下も試験されていることから問題ないのでしょう。
PB26資料(RDT&E BA 4)より、Surface Ship Torpedo Defenseの項