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横須賀配備? 米海軍艦の見分け方 Vol. 4

 前回の更新(vol. 3)からもうすぐ1年、いろいろ変わったので更新します。

orca-oruka.hatenablog.com

 

 当時は母港移転「見込」だったUSS Shoup (DDG 86)は実際に母港を横須賀に移し、USS Dewey (DDG 105)やUSS Ralph Johnson (DDG 114)は改修・修繕作業が施され、USS Barry (DDG 52)はつい先日、2月17日に離日し、そして今度は近くUSS John Finn (DDG 113)が横須賀に母港を移すようです。

 そこで今回はUSS John Finnを加えて、改修を反映して作成しました。このチャートではUSS John Finn と USS Rafael Peralta (DDG 115)が同じところに入っていますが、USS Rafael PeraltaはCIWSのカバーや5インチ砲の砲身に赤色が施されている点でも見分けられるかと思います。また、USS John Finnはブリッジの前にレーザー兵器であるODINを搭載しています。

 若干余談ですが、USS Deweyは昨年からの改修でODINの設置位置に覆いをしており、長いことODINを確認できていません(2023年2月現在)ので注意が必要です。またUSS Ralph Johnsonは左舷後方向きのSPY-1のアレイ上に新しく衛星通信用途と思われるアンテナを追加しました(写真中央左のレドーム)。

USS Ralph Johnson (VIRIN: 230126-N-YQ181-1001)

 

 ということでvol. 4はこんなところでしょうか。

横須賀配備DDG, CG判別フローチャート

 

 ではでは皆様、よきDDG鑑賞ライフを。